企業·IR情報会社概要

ごあいさつ

代表取締役社長の写真

平素より広島電鉄をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

当社の運輸事業について、鉄軌道事業は広島市内を運行する市内線19.0㎞(軌道)と広電西広島~広電宮島口間の宮島線16.1㎞(鉄道)を合わせた、計35.1㎞の営業キロがあります。また、自動車事業は広島県西部地域の広島市、呉市、廿日市市を中心に周辺市街に至る路線の乗合バス及び広島と山陰の主要都市(米子、松江、浜田)を結ぶ陰陽連絡線や高速リムジンバス等の高速乗合バスを合わせた、計1404.6㎞の営業キロがあります。鉄軌道事業と自動車事業をあわせると、一日約28万人のお客様にご利用いただいている当社にとって、お客様を目的地まで安全にお運びすることが、何よりも優先されるものであります。

当社は、安全第一の意識を持って、事業活動を行える体制の整備に努めるとともに、施設・車両及び輸送の安全の確保は最優先事項として、私をはじめ従業員一人一人が輸送の安全の確保に努めております。

鉄軌道事業では、超低床車両の増備、停留場の整備、電車ロケーションシステムの高度化など、バリアフリー化と利便性向上を図るとともに、運転状況記録装置やドライブレコーダーの設置、信号保安設備や線路設備などの諸施設の修繕を計画的に実施し、安全運行のための整備に取り組んでおります。

自動車事業では、バスロケーションシステム(くるけん)の整備、広島駅南口広場への交通案内所開設など、わかりやすく利用しやすい施策とあわせ、ハイブリッドバス・ノンステップバスへの代替による車両の低公害化とバリアフリー化、お客様の安全性や乗り心地を高めたハイバックシートや視認性の高い配色の手すり(握り棒)など、独自仕様設備の採用にも取り組んでおります。

また、全乗務員を対象に、定期的な人間ドッグ受診の義務化などを実施し、乗務員の健康管理の徹底を図っております。

さらに、南海トラフ地震の発生に備えてマニュアルの整備を行うとともに、広島市消防局と合同での救助救出訓練や広島県警察本部と合同でのテロ発生時の対応訓練を実施するなど、常にお客様の安全を最優先に考えた行動がとれるように取り組んでおります。

本報告書は、鉄道事業法、軌道法及び道路運送法に基づき、平成27年度の輸送の安全確保に対する取り組みを自ら振り返るとともに、皆様に広くご理解いただくために作成いたしました。

本報告書をご一読いただき、当社の安全への取組みについて、ご意見やご感想をお聞かせいただきますようお願い申し上げます。

平成28年7月
代表取締役社長 椋田 昌夫