バリアフリー
2006年12月に施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(通称「バリアフリー新法」)に基づき、お年寄りや体の不自由なお客様などが容易に移動できるよう、車両や設備の改良を進めています。
移動等円滑化取組報告書および計画書についてはこちらをご覧ください
超低床車両の導入
車両形状 | 5000形 グリーンムーバー |
5100形 グリーンムーバーマックス |
1000形 グリーンムーバーレックス |
5200形 グリーンムーバーエイペックス |
---|---|---|---|---|
導入年 | 1999年~2002年 | 2005年~2008年 | 2013年~2020年 | 2019年~【増備中】 |
主な運行路線 | 2号線 | 1号線 5号線 |
2号線を除く全ての路線 | 1号線 2号線 |
特徴 | 当社初の超低床車両 | 国産初の超低床車両 | ワンマン運行仕様 全扉降車サービスの実施 |
多言語対応車内案内表示器搭載 |
車いす・ベビーカースペース・補助ステップの設置
超低床車両の車掌台付近に車いす・ベビーカースペースを設け、車いすのお客様やベビーカーをお連れのお客様の車内での快適性を向上させています。
在来車には入口と出口の段差に補助ステップを設置し、お年寄りや小さなお子様でも乗り降りしやすいように工夫しています。
車いすスペース
補助ステップ
駅・電停の改良
電停の通路幅を1.5m以上に拡幅したり、スロープ勾配を5.0%以下と緩やかにするなど、車いすのお客様でも安全に電停内を移動できるようにしています。同時に電停のマウンドアップを行い、超低床車両の床面の高さにホーム高をあわせ、乗降の際の負担を低減させています。
あわせて視覚障害者誘導ブロックの設置やスロープの手すりに点字シートを掲示したりと、目の不自由なお客様にも電停を安心してご利用いただけるよう配慮しています。
今後も道路管理者と協議を重ね、バリアフリー対応電停の拡充を図っていきます。
<バリアフリー対応電停一覧>
路線名 | 電停名 |
---|---|
本線 | 紙屋町東、紙屋町西、原爆ドーム前、十日市町、土橋、広電西広島 |
宇品線 | 本通、市役所前、鷹野橋、広電本社前、元宇品口、広島港 |
横川線 | 十日市町、寺町、別院前、横川一丁目、横川駅 |
江波線 | 江波、舟入南 |
広電本社前電停
点字プレート
介護者・幼児の運賃改定
2006年1月より、第1種身体障害者および12歳未満の第2種身体障害者が介護者同伴でご乗車される場合は、介護者の運賃を2人まで無料としました。あわせて、大人または小児が幼児を連れてご乗車される場合は幼児の運賃を3人まで無料としました。
このような制度改正を実施し、施設面のみならずソフト面でのバリアフリー化も実現しています。