被爆電車特別運行プロジェクト2022について
2022.6.20 掲載
被爆電車特別運行プロジェクトは、被爆70年プロジェクトの一環として2015年にスタートし、今年で8年目を迎えます。
コロナ禍の2020年、2021年は、感染拡大防止のため、一般の方々を対象とした乗車体験を見送りましたが、被爆電車「653号」が広島市内を走行する模様や、車窓から広がる現在の広島の平和な光景をライブ配信するという新たな取り組みを実施しました。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止にかかる様々な制限が緩和され、感染防止対策と両立した社会経済活動も通常に戻りつつある状況を鑑み、感染防止対策を講じたうえで、3年ぶりに一般参加による乗車体験を再開することとしました。
昨年、一昨年と取り組んだインターネットによるライブ配信は引き続き継続し、復興のシンボルである被爆電車が被爆地・広島を走行する模様を国内外に届けることで、「平和の尊さ」を発信します。
乗車体験のお申込みなど詳細は公式ホームページをご覧ください
公式Twitterはこちらをご覧ください
主催:株式会社中国放送 広島電鉄株式会社
運行情報について
運行車両
被爆電車650形653号
653号の概要
1942年に製造された広電生え抜き車両です。653号は、1945年8月6日に江波付近で被爆し大破したものの、4か月後には復旧し、以来広島のまちを走り続け2006年に一度引退した車両です。2015年に当プロジェクトで被爆当時の塗装に復刻して復帰、特別運行を行っています。