電車情報お知らせ

 

被爆電車特別運行プロジェクト2024について

2024.5.21 掲載

広島電鉄では、本年も株式会社中国放送様との共催により、「被爆電車特別運行プロジェクト2024」を開催します。
今年は、夏休み前の7月に県内の小学生(クラス・学年単位)にご乗車いただきます。
運行中の車内では、被爆電車653号や運行経路の主要スポットについて、写真や映像とアナウンスによりご紹介します。また、被爆建物が現存する広島電鉄千田車庫の見学も予定しています。
乗車体験のお申込みなど詳細は公式ホームページをご覧ください

■被爆電車特別運行プロジェクトとは…
「被爆者の高齢化が進む中、未来の世代に平和について考えてもらうきっかけになれば」という思いで、RCC被爆70年プロジェクトの一環として2015年にスタートし、これまで約2,800名の方にご参加いただきました。 
昨年はG7広島サミットが開催され、被爆地から世界に平和を訴える大変意義深い年となりました。特別運行プロジェクトでは、未来の平和の担い手である子どもたちに、被爆電車を通じて平和を学び、そして伝えてほしいという願いを込めて、8月6日に抽選で選ばれた広島市立袋町小学校の児童30名に乗車していただきました。 

ポスター

主催:株式会社中国放送 広島電鉄株式会社

運行情報について

運行車両

被爆電車650形653号

653号の概要

1942年に製造された広電生え抜き車両です。653号は、1945年8月6日に江波付近で被爆し大破したものの、4か月後には復旧し、以来広島のまちを走り続け2006年に一度引退した車両です。2015年に当プロジェクトで被爆当時の塗装に復刻して復帰、特別運行を行っています。

運行日

2024年7月の平日
1日に午前1便・午後1便の計2便運行いたします。
日時は、決定した学校と個別に相談させていただきます

運行区間

【広島駅~比治山下~皆実町六丁目~広電本社前で下車(広島電鉄 千田車庫の見学)~原爆ドーム前】
[ルート概要]
戦時中、広島駅から兵員輸送の拠点である宇品港への輸送力強化のため、軍の要請を受けて建設した歴史をもつ比治山線から、皆実町六丁目を右折。広電本社前で一度下車し、広島電鉄千田車庫で被爆電車や被爆建物の見学や、653号と記念撮影をし、広電本社前を再出発。被害の大きかった広島市中心部を経由し、原爆ドームを終着点とします。

運行スケジュールおよび運行区間

運行日 運行区間
午前の部 広島駅
(10:00発)
広電本社前着
(10:22頃)
千田車庫内見学 広電本社前出発
(11:00頃)
原爆ドーム前
(11:16頃)
午後の部 広島駅
(14:00発)
広電本社前着
(14:22頃)
千田車庫内見学 広電本社前出発
(15:00頃)
原爆ドーム前
(15:16頃)

交通状況などによって運行時間は前後する場合がございます。

乗車体験申込方法

  • 応募期間:2024年5月20日(月)~6月7日(金)
  • 応募方法:公式ホームページをご覧いただき、応募フォームからお申し込みください。
  • 被爆電車特別運行プロジェクトについてのお問い合わせ

    被爆電車特別運行プロジェクト2024事務局
    ㈱中国放送 視聴者センター
    TEL:082-222-1155(平日10:00~17:00)
    e-mail: tram@rcc.net