企業·IR情報CSRへの取り組み

環境

広島電鉄株式会社では安全対策やバリアフリー化のみならず、環境対策にも積極的に取り組んでいます。

不動産事業に関する取り組み

広島トランヴェールビルディング

広島トランヴェールビルディングは、「広電ビル」、「広電ビル別館」、「さくら広電ビル」跡地にて、複合用途ビルとして再開発し、平成24年2月17日に竣工しました。

環境への取り組みとして、高遮熱断熱Low-E複層ガラス、日除けルーバーを採用し、直射日光を遮ることによる熱負荷の低減や、共用部にLED照明や人感センサー付照明、専用部には灯数切り替え型照明・自然調光が可能な照明システムを採用するなど、消費電力の低減に配慮した設計を行っています。

広島トランヴェールビルディングは、地下1階でシャレオと直接接続しており、広島電鉄、アストラムライン、広島バスセンターの利用が可能で交通利便性が高く、広島県庁、大手企業や商業施設などが集積する広島市のビジネス・商業の中心地に位置する、銀行・商業店舗、事務所の複合用途ビルです。

施設名称については、長年広島の方々に親しまれた「広電ビル」の名称を継承しつつ、広島を走る路面電車同様、街のシンボルとして愛され続けるよう願いを込め、「広島トランヴェールビルディング」と命名しました。

※トランヴェール(Train Vert)【フランス語:緑の電車(Train…電車・Vert…緑の)】

石内東地区開発事業

これまでの事業の変遷

「住む・働く・学ぶ・憩う」の四つの都市機能を持つ西風新都にある石内東地区は、広島市が平成20年3月に公表した「ひろしま西風新都都市づくり推進プラン」において、「住宅系の土地利用の他、五日市インターチェンジに近接した立地特性を生かし、商業・業務系や流通系の複合的な土地利用を図る。」として土地利用方針が打ち出されました。当開発事業計画はその位置付けにも整合しており、従来の住宅を主体とした団地から、商業を主体とした複合団地に計画の見直しを行いました。
特に環境アセスメントについては、広島市が策定している環境影響評価条例に基づき、実施計画書の策定、大気質・騒音・水質・地質・景観・動植物生態系などの現地調査を行い、事業計画に反映させています。

これからのスケジュール

開発許可を取得した後、平成24年7月より造成工事に着手しており、平成26年度の宅地の完成を目指しています。

スマートコミュニティへの取り組みについて

社会の変化に対応すべく「次世代のコミュニティの創造」として、西風新都でのスマートコミュニティ(最新技術によりエネルギー効率向上、省資源化などを実現する環境配慮型のまちづくり)への取り組みについて、広島市、関連企業との勉強会に参画しています。